学生スケーターのメモ

大学生からフィギュアスケートを始めた僕の雑多ブログ。初心者から中級車向けの練習方法やフィギュアスケートへの思いを語っています。

【メモ】トーループのアドバイスまとめ



本当は25センチなのに、「靴のサイズは?」って聞かれると咄嗟に「26です!」と答えてしまうカジタです。ゆるく履くのが好きって自分に言い聞かせています。



さて。


一昨日、昨日と1F+2Tの動画をツイッターに上げたら、たくさんの方からアドバイスを頂きました。本当にありがとうございます。

皆さんが、すごく丁寧に教えてくださったおかげで自分なりにトーループの理解が深まったと思います。そこでせっかくなので、トーループのアドバイスを共有したいと思いました。

尚、トーループが飛ばなくて泣いていた僕がまとめたものなので、間違っているところも多いと思います。もし、何か気付かれたらまた教えてくださると嬉しいです。(物覚えが悪い子でゴメンね。)



◯軌道が急すぎる、巻き込みすぎ


これが一番あったご指摘ですが、モホーク前後で体が入り込み、フリップを降りた後の軌跡が直線的になってないために、トーループが飛びにくいということです。

やっぱり、トーループというのはサルコーなどと違って直線的な軌道から上がらないと体を巻き込みすぎて飛べないようです。



◯またいでる


これもほぼ全員の方に言われました。

「またいでる」

学生スケーターの方なら耳にタコが出来るほど聞いた言葉ですね。そもそも「またいでる」という状態をまだ完璧に理解してない僕ですが、またいでるを定義すると、本来スケーティングレッグ(トーループなら右足)の描く軌跡の方向に向かって飛び上がるところを、「左腕を止めきれない」「トーをつく位置が浅い」等の理由で、本来の軌跡を外れ膨らんで飛び上がってしまう現象です。これをしてしまうと軸は作れないし、ジャンプが安定しないため、踏んだり蹴ったりです。



◯肩が先に回っている


これは、またいでいることに付随した問題ですが、飛び上がる前は左腕が前、右腕が横に伸びた姿勢になってないといけないのに、先に左肩を回してしまい、その姿勢が崩れているというものです。回ろうとするあまり、体が無意識に回ってきてしまうというあるあるな悩みなのですが、これをしてしまうと飛び上がる前に回転のためのねじりを消費してしまうため、空中で上手く回転できません。

回転するために、回転しようとしない。

なんだか、人生の真理を説かれてる気分ですね。



◯トーをつく位置が浅い



これもまたぎに付随した問題です。これについては賛否両論あると思いますが、僕の場合、右足で描いてきたトレースより少し内側にトーをつくという結論に至りました。

これは下の動画を見てもらうと分かると思うのですが、トーループは右足の振り上げを必要とします。そのため、トーを右足のトレース上に置いてしまうと右足を振り上げるスペースを自分の左足でふさいでしまうことになると思いました。


https://youtu.be/emXR9rVtISE



◯右足に重心がない


アドバイスをまとめるにあたり、トーループを跳ぶ時は、右足にずっと体重を預けているイメージの方が多いと感じました。そして、重心が移ったとしても飛び上がってからの半回転〜1回転目の間くらいなようです。

また、アドバイスとして、跳び上がった後にトーをついた左足に対して、右足を引き寄せる操作をするというのがありました。

つまり、感覚として右足に最後まで体重を預けて、跳び上がった後も右足の操作に意識を持っていくことが大切なのかなと思いました。



◯トーをつく左膝が曲がってる



これも多くの人にご指摘頂いたのですが、トーループのトーはコンパスの針のような役目だそうです。

右足に重心はあるものの、左足を中心に回転を作っていくため、その左足が曲がっていると上手く回転が生まれません。トーは突き刺すのでなく、引っかけるようなイメージで使うと良いようです。





・・・

今回、本当に多くの方にアドバイスを頂き、トーループの理解が深まり、自分としても上手くなっていってる気がします。(降りてもないのに調子乗ってすみません。)

中には、わざわざ長文を打ってくれたり、動画のURLを送ってくださる方もいて、本当に感謝してもしきれないです。(ほんっとうにありがとうございます!!!!)


今回のご恩は2Tをもって返させて頂きたいと思います。。



それでは、また明日。