学生スケーターのメモ

大学生からフィギュアスケートを始めた僕の雑多ブログ。初心者から中級車向けの練習方法やフィギュアスケートへの思いを語っています。

【練習方法】スケーティングを伸ばしたいならアイスダンスしようぜ!


好きな動物は?という質問に「人間!」と答えてしまうサイコパスことカジタです。人と話してるのが至高の時間だと思ってるのでお許しください。




さて。


先日のバッチテストにてブロンズというアイスダンスの級を落としてしまい悲しみに暮れているので、今回は僕の考えるアイスダンスをすることのメリットについて書こうと思います。



1.スケーティングを知ることが出来る


さて。ここで少し、自分の話をすると、僕は大学1年の冬から少しずつアイスダンスをしています。

そして、僕がアイスダンスを始めたきっかけとなったのが、先輩に「アイスダンスをするとスケーティングの伸びがよくなる」と言われたからです。


これは多くの方が同意してくれると思うのですが、『アイスダンスをすることでスケーティングが上達する』は間違いありません。


僕なりに考える理由は3つあって、


1つは「アイスダンスのスケーティングには正解がある」からだと思います。


アイスダンスにはパターンダンスとフリーダンスの二種類があり、始めのうちはパターンダンスをひたすら練習します。このパターンダンスは足の運びや、コース、リズム全てが決められており、ショートカットをするなどの誤魔化しが出来ません。

個人的にはここがアイスダンスの一番の特徴だと思うのですが、正解があるため、自分の出来てない部分が顕著に分かります。


「スイングロールが伸びていない。」

「最後までカーブに乗れていない。」


シングルだと自分の得意な技ばかりで構成できたり、「こういう表現だから」と誤魔化せるものもアイスダンスだと隠すことが出来ません。


そして、自分の欠点を理解することで、自分のスケーティング強化へと繋がっていくと思います。



2つ目は「パートナーがいる」ことです。


アイスダンスでは基本的にパートナーと上体を密着させて滑ります。そのため、上体をテキトーに操作することが出来なくなります。足の運びだけでなく上体まで制限されてしまうなんてスゴイですよね。

しかし、そのおかげで、正しい上体の使い方を体得し、本当の意味で「エッジに乗る」という言葉を理解できるようになると思います。



3つ目は「スケーティングにかける練習時間が増える」ことです。


これは凄く単純な話なのですが、アイスダンスはジャンプやスピンを行いません。そのため、アイスダンスの練習≒スケーティングのみの練習になるため、練習におけるスケーティングにかける割合が増えます。

また、パートナーと予定を合わせて練習をするため、「ジャンプ飛びたくなってきたぁあ」などとエレメンツ練習を始めることがありません。


ゆえに、アイスダンスをやるとスケーティング練習をやらなければいけない状況に自らを追い込むことが出来ます。



・・・

アイスダンスは、スケーティングが伸びるだけでなく、他にも様々なメリットがありますので、それはまた次回に書きたいと思います。

(今、沖縄に向かう飛行機の中で書いて、間も無く着陸だそうです。楽しみでワクワクしてます。)



それでは、また明日。