【雑談】どうしたらフィギュアスケート業界が盛り上がるのか part3
昨日の投稿で、橋爪峻也くん(TwitterIDは@tatatanta1019です。)がリツイートしてから一気に100いいねをもらって、インフルエンサーの力に驚いているカジタです。拡散してくださった方、本当にありがとうございます。これからも頑張ります。
さて。
このブログでは、学生スケーターでの経験から「大人に向けたスケート講座」を発信しようと思ってました。(体重による体の操作性、恐怖心に違いがあるから、学生スケーターとしての学びを共有することに意味があると思いました。)
しかし、昨日の記事がバズったので、今回も学生スケーターから見るフィギュアスケート業界について書こうと思います。(流れに便乗してPV数を稼ごうとしてるわけじゃないんだからねっ!)
今回伝えようと思うメッセージは、「フィギュアスケート業界を盛り上げるには、指導者不足を解決する必要があるんじゃないかな」ということです。
また、個人的な意見が多くなるので、そこは悪しからず、、、
競技人口ピラミッド
早速ですが、競技人口ピラミッドの話をしようと思います。
競技人口ピラミッドってなんだ?と思った方、正解です。勝手に僕が作った言葉です。皆さん、人口ピラミッドは知っていることと思いますが、それに合わせて考えてみました。
日本でメジャーなスポーツ、例えば野球やサッカーなんてのはこの競技人口ピラミッドが綺麗に形成されているため、長く人気なスポーツになりえていると思うのです。
ちょっと分かりずらいので、具体的に説明します。
トップ(世界的選手)
プロ
部活・アマチュア
体育・遊び
という4層を考えた時に、上層に行くたびに競技人口が減少していくと考えられます。(仲間内でキャッチボールや草野球を楽しんで、ハマった人は部活・クラブに入って、そこで芽を出した人がプロになるって感じです。)
僕が、この競技人口ピラミッドについて言及したのは、これが上手く形成されないと一過性のブームで終わってしまうと思うからです。
この競技人口ピラミッドの良いところは、一個上の層が指導者として、そのスポーツを啓蒙していく流れが出来ていることだと思っています。
(遊びでサッカーしてる時は、部活経験者が中心になり盛り上げる。部活では元クラブ所属の人がコーチとなって指導する。クラブでは、トップ選手の背中を追ってサッカーに励む。ようなイメージ)
プレイヤーとコーチが一対一で対応することは無いと思うので、一人のコーチに複数人のプレイヤーが付き、上手くピラミッドが形成されていくことと思います。
そして、フィギュアスケートにこれを当てはめた場合、部活・アマチュア、体育・遊びの二層が極端に少なくなり、上手くピラミッドを形成できていないと思います。
じゃあ、なぜ少なくなっているか考えていきます。
指導者不足という問題
知っている方もいると思いますが、フィギュアスケートには1~8級までの級があります。(トップ選手が7、8級とかです)そして、フィギュアスケートを始めて、「レッスンを受けよう!」と思った時に、レッスンしてくれる人材が①クラブのコーチ②リンクのバイトスタッフの二択になると思います。
ここで注意をしなければいけないのが、クラブのコーチは7・8級であり、リンクのバイトスタッフは1・2級であることが多いことです。(あくまで名古屋の話なので、違ってたらごめんなさい)
つまり、3~6級までの指導においては、①クラブのコーチという選択しかなく、ここのレッスン代が割に合わずに、経済的な敷居が高くなるという問題があるような気がします。
ちょっと話が前後しますが、競技人口ピラミッドって階層に応じて、コストも段階的に上がっていくと思うんですよ。
体育・遊び程度なら利用料のみであり、部活・アマチュアレベルよりもプロレベルの方がコーチ代が高くなっていくのは想像に難くないと思います。
これはすごく自然な流れであり、例えば医療においても、ググる→診断を受ける→手術を受ける、という具合にコストは高くなっていきます。
話を戻します。
フィギュアスケートにおいては、この部活・アマチュアレベルの指導者が少ないため、2~4級の中間層が、プロレベルの指導者の高いレッスンを受けなくてはならないという状況が生まれます。これが問題なのかなと思うのです。
つまり、フィギュアスケートにおいて、部活のコーチのような中間層のコーチを増やすことで、競技人口ピラミッドを正常な形に戻し、長く愛されるスポーツになるのではないかなと思いました。
そのために、微力ではありますが、初心者~3級に向けて、分かりやすく練習方法を解説していこうと思うので、今後ともこのブログを読んでくれると幸いです。
(結局、自分を正当化させて、宣伝する奴です。はい。)
見てくれる人がいるって思うと筆が進むものですね。またも2000字クラスの大作を打ち出してしまいました。疲れた。
では、また明日。