【練習方法】バック滑走の基本
後で使おうと思ってたポイントの有効期限が切れていて、3000円分の損失を出したカジタです。有効期限切れのために失われれいったポイントって、一日で何円分くらいあるんですかね。(100万くらい余裕でいく気がします。)
さて。
「【雑談】どうしたらフィギュアスケート業界が盛り上がるのか」という記事がバズり、多くの方にこのブログを読んでいただきました。
中にはコメントをしてくださる方もいて、(「応援してます」って言われて、本当に嬉しかったです。)その中で「後ろ向きに進むのが難しい」という声があったので、今回は「バック滑走の基本」をテーマに書いていこうと思います。
新入生が入ってきて、基礎を教える機会が増えると思うので、学生スケーターの方も是非参考にしてほしいです。
まず、滑走の際の基本からお話しすると、フォア(前向きに滑る)の時はかかと、バック(後ろ向きに滑る)の時は指の付け根に体重をかけます。スケート靴のエッジは緩くカーブを描いているため、理論的には、正しい位置に体重をかけるだけで進みます。(何で進むのかっていう部分は今度解説しますね!)
バック滑走が難しいのは、指の付け根に体重をかけようとすると、トー(エッジの先端のギザギザした部分)が氷に触れてしまい、減速・転倒を引き起こしてしまうからだと思います。(これを「トーにかかる」といいます)
そして、トーにかかる一番の原因が前傾姿勢になっていることだと思います。
つまり、バック滑走の基本とは、前傾姿勢にならないように背筋を伸ばして、体重を指の付け根に乗せることです。
とは言っても、背筋を伸ばすことって難しいですよね。僕も三年前までスケートのスの字も知らなかったのでよく分かります。
まだ体得していないことを練習する時って、自分の体がどう動いているのか見ちゃいますし、ましてや「後ろ向きに滑る」なんて未知の体験、怖くて目が離せなくなります。
なので、僕としては、顎を下げないことを意識して、目線だけ下を見ることから始めてみると良いと思います。
頭は体重の10パーセント分の重さを誇るため、それが動くことが重心が前に動いてしまう原因となるのです。なので、頭を固定する意味で、顎を意識して姿勢を維持すると、滑りやすくなると思いますよ!
是非、練習・指導の際に意識してみてください。
また、皆さんからのコメントお待ちしています。
それでは、また明日。