【雑談】どうしたらフィギュアスケート業界が盛り上がるのか part2
週に一回しか授業が無いため、「俺って本当に大学生なのか?」という悩みを抱えているカジタです。アイデンティティを見失っています。
さて。
前回の記事に引き続き、今回もフィギュアスケート業界全体について個人的な見解を述べて行こうと思います。(もし良かったら、前回の記事から読んでみてね。【雑談】どうしたらフィギュアスケート業界が盛り上がるのか - 学生スケーターのメモ)
また、今回の記事は本っ当に個人的な意見が多くて、見てて不快に感じる方がいるかもしれないので、もし嫌な気持ちになった方は連絡ください。すぐ消します。
前回、フィギュアスケートはリンクの利用が難しいため中間層が生まれず、試合頻度が低いためファンが生まれにくいという見解を示しました。今回は個人的なフィギュアスケート業界のイメージを少し話した後に、解決策を考えていこうかと思います。
フィギュアスケート業界のイメージ
僕は大学でフィギュアスケート部の新歓に合うまで、フィギュアスケートに全く縁の無い生活を送ってきました。ただ、母は浅田真央選手と高橋大輔選手のファンでその二人の時だけ、お茶の間にフィギュアスケートの映像が流れていたのは覚えています。(この無知さから入部当時は「三回転とか余裕っしょw」なんて考えていました。)
そんな僕が三年間ほどフィギュアスケートに取り組んでみて感じたイメージは閉鎖的の一言に尽きます。
学校を休んで練習に励む小・中学生、圧倒的に権力を持つクラブの存在、、、
高校まで当たり前のように学校に通っていた僕には、とても新鮮な環境がそこにはありました。
前回の記事で述べた通り、スケートリンクという場所は氷の維持にとてもお金がかかるため、貸切だけでなく観光客向けの一般営業を行っています。大須のリンクであれば12:00~18:00まで一般営業で、そのほかの時間に貸切営業を行っており、これによって、練習時間を確保するためにクラブの選手が一般人と混じって練習するという奇妙な状況が発生します。(他の競技でプロの生練習を見れるのってなかなか無いと思います。)
このことを批判するつもりはありませんが、本気でスケートに取り組むクラブの人の邪魔をしないように練習したり、近くで同じ競技をしているのにコミュニケーションを取らない状況が閉鎖的であるなと思いました。
フィギュアスケート業界を盛り上げるために
そんなフィギュアスケート業界を盛り上げるためには、以下のことが考えられるのかなと思います。
①中間層(部活・趣味程度で楽しむ人)を増やすため、フィギュアスケートの滑り方を周知させる。
②国内の環境整備のために、スケートリンクの経営を変える。
①フィギュアスケートの滑り方を周知させる
フィギュアスケートって良く出来たエンターテイメントだと思うんです。値段は1500円程度で映画とそう変わらないですし、氷上と言う非日常を体験できます。また、映画やジェットコースターなどのアトラクションと異なり、継続による上達があります。これは一輪車や縄跳びに似た楽しさを提供できると思います。
でも、あまり世間に浸透していないのって、施設が少ないことよりもやり方を教えられる人が少ないからだと思います。
周りに経験者がいない。スケートリンクにいっても滑り方を教えてくれない。ググっても専門用語が多くてよく分かんない。
これじゃあ、せっかく面白いゲームを渡されても、説明書が無いのと同じだと思います。
クラブよりももっと廉価にスケートを教える存在が出来て、それによって中間層が生まれることが必要な気がします。
②スケートリンクの経営を変える。
これは閉鎖的なイメージにも繋がりますが、やっぱり、「お金持ちのスポーツ」であるのは問題な気がします。スケートリンクが特殊であることは分かりますが、敷居を下げるためにも競技人口を増やし、滑走代を安く営業できると良いなと思います。
多くの中間層がリンクで楽しくスケートする
→リンクの運営が潤い、リンクが増える
→クラブに専用リンクが提供される
→クラブの練習環境が整う
→トップ選手が良い結果を残す
→それが報道されて憧れを呼び、中間層が増える
→リンクの運営が潤う
・・・
すごくバカみたいな話ですが、僕はこのような経済のサイクルが回ると良いなと思います。
現在、世界的なトップ選手が多くいるにも関わらず、このサイクルが回らないのは、憧れから実行に移る段階に問題があるからだと思います。
それは、お金を持った家庭がクラブにレッスンを頼み、資金のあるクラブがリンクを経済的に支える課金型のビジネスモデルの側面が強いからなのかなと思います。(関係者の方々、違ってたらごめんなさい。)
フィギュアスケート業界を盛り上げるには、安定した経済基盤が必要だと思います。そのためにスケートリンクがクラブから独立し、自立した経営でスケートを楽しむ場を提供する必要があるのかなと思います。
まあ好き勝手言いすぎて、顰蹙を買いそうなのでこの辺でやめときます。。。
個人的に、「フィギュアスケートの滑り方を周知させる」ってのは、学生スケーターが適任だと思うので、発信する人が増えることを祈ってます。
では、また明日。
PS.続きも書いたので良かったら見てください。
figureskate-kjt.hatenablog.com