学生スケーターのメモ

大学生からフィギュアスケートを始めた僕の雑多ブログ。初心者から中級車向けの練習方法やフィギュアスケートへの思いを語っています。

【練習方法】一点でスピンが出来ないアナタに

 

雨が降る直前に洗濯物を取り込むことが出来てホクホクしているカジタです。ちなみに家事の中で一番好きなのは料理ですが、洗い物が嫌いなのでプラマイ0です。

 

 

今回は、ブレないスピンをするために、どうしているのかについて書きます。

 

 

そもそもスピンがブレる時に考えられる理由は大きく二つあると思います。

 

それは、

 

・エントリーで横方向への推進力が残っている

 

・スピン中に重心の移動がある

 

という二点です。

 

今回は前者のエントリーについてお話ししたいともいます。(今回は左足のスピンについてです。)

 

 

 

スピンの入り方はたくさんのバリエーションがありますが、フライングスピンでない限り、LFO(左足のフォアアウト)から入ります。そして、その後、LBI(左足のバックイン)や足の指の付け根のツルツルしたフラットの部分に乗ってスピンをします。(スピンの最中に乗る位置については諸説ありますが、僕はLBIでなくフラット派です。)

 

どちらにせよ、LFOからLBI(LBのフラット)に乗るので、スリーターンのようなイメージを持ちやすいと思います。

 

僕も昔はそのように考えていましたが、スピンに入る時は”3”ではなく”9”を描くようにして入ることをオススメします。

 

分かりにくいので説明します。

 

スリーターンは

 

ターン前:LFO

ターン中:エッジの真ん中

ターン後:LBI

 

という感じで、重心移動について、三つの状態に分解できます。

 

そして、ターン中の重心の位置でいる時間を調整することで、ターンで出る角度の調整が出来ます。(初心者がスリーターンを180°で出られないのは、重心移動が不安定で長く同じ位置で乗れないため、ターン中の重心でいる時間が短くなるからだと思う。)

 

 

そして、スピンのエントリーについては、ターン中の重心の位置でいる時間を長くすることで、180°でなく、360°で戻ってくるように意識すると、その場で回りやすくなると思います。(この時、エッジの軌道が”3”でなく”9”のように閉じたものになる)

 

 

これによって、一点でスピンが出来なくなる要因である横方向への推進力が、回転力に変わり、一点で回ることが出来ると思います。

 

 

 

つまり、今回伝えたかったことは、

 

 

一点でスピンするために、”3”でなく”9”という軌跡が出来るように、LFOからのエントリーの時間を長くすると良い

 

ということでした。

 

 

 

今回は、イメージで捉える話だったので複雑な説明になりました。もし、よく分かんなかったら、いつでも聞きに来てください。大須のリンクでカッコつけながら滑っていたら、たぶんボクです。

 

 

それでは、また明日。