オンライン時代の新歓について本気で考えてみた。
おはようございます。
ついに”元”学生スケーターとなったカジタです。
こんな僕もついに社会人となって、東京で一人暮らしをしているのですが、コロナちゃんの影響でGWが地獄と化したため、160日ぶりにブログ更新です。
今回は僕が大学二年生に戻って、新歓係だったらどんな施策を打つかなぁというのを、本気で考えていきたいと思います。
新歓の現状
まず、現在の新歓について、現役の子にチラホラと聞いたことをまとめたいと思います。自分が知ってる限りですので、漏れがあるのは許してください。
・公式Twittei・Instagram運営
└PR動画
└活動内容の報告
└Q&Aによるコミュニケーション
・Zoom説明会
以上の四つの施策が打たれていると認識しています。
PR動画・活動内容報告で何をしているのかを一般に示して、興味を持った人がQ&A・Zoom説明会でコンタクトを取るという流れだと思います。PR動画なんかはクオリティが高いものも見受けられて、一人のOBとして楽しませてもらってます。
(二年生のころ、東大の動画を見てカッケェとなったのを覚えています。憧れを持たせるのって、新歓にとって重要な要素だと思います。)
課題分析
では、上記の施策の課題について考えていきます。
皆さんはAISASという考え方をご存じでしょうか。
以下のように、モデル化した購買行動の頭文字を取ったものになっております。
A…認知・注意(Attention)
I…興味・関心(Interest)
S…検索(Search)
A…行動(Action)
S…共有(Share)
これは電通が提唱してるもので、インターネット普及時代を生きる我々なら説明なしに納得できると思います。僕はこのモデルが部活を決定する際にも当てはまると考えていて、これを元に現在の新歓の課題を分析していきます。
そもそも、例年のオフライン込みの新歓を考えると以下のようになります。
◆認知
学校主催の新歓イベントがあるため、新入生と部が強制的に出会う
ビラや体育会発行の冊子などで、知らなかった部の存在を知る
◆興味
気の合う先輩と仲良くなる
ご飯会や体験会で、活動内容を知る
◆検索
部のSNSなどで年間行事や普段の雰囲気を知る
すでに入った新入生になぜ入ったのか聞く
先輩と密にコミュニケーションを取り、部の実態を聞く
◆行動
入部
◆共有
興味の無かった新入生を体験会に誘う
入部を迷ってる新入生の後押しをする
これを踏まえて、オンライン時代の新歓は以下のようになります。
◆認知
たまたまSNSアカウントを見つける
◆興味
「フィギュアスケート」という単語に興味を持つ
素敵なPR動画を見る
◆検索
部のSNSなどで年間行事や普段の雰囲気を知る
Q&AやZoom新歓でコミュニケーションを取り、部の実態を聞く
◆行動
入部
◆共有
まだ活動をしていないので出来ない
以上を踏まえた時にオンライン時代の新歓の課題は以下のようになります。
・そもそも新入生が認知する場がない
・もともとフィギュアスケートに興味のある新入生にしか検索してもらえない
・オンラインで部の雰囲気を伝えるのが難しい
・新入生同士での入部の後押しがない
解決策
課題分析が済んだところで、僕の考える解決策を提示しようと思ったのですが、もう1500文字も書いて疲れてしまったので、明日の僕にバトンタッチしようと思います。
次回予告風に簡潔に解決策を言うと、
認知→ソフトバンクに学ぶTwitterで出来る”アクティブサポート”
興味・検索→SNSを使った新入生の”信頼”を作る方法
行動→Zoom新歓の欠点を補う”コミュニケーション術”
共有→新入生の不安を拭う”UGC活用”の基本
ってな感じです。
うん。いい感じの見出しになりました。
このGWでひとつづつ解説していきますね。
それでは、また明日。
【雑談】フィギュアスケーターがヤバイTシャツ屋さんから学んだことPart2
冬服を出そうとした所、トレーナー、パーカー、コートの3着を紛失したことに気付き途方に暮れているカジタです。お気に入りの服です。返してください。
(杜撰な管理体制を見直します。)
さて。
今回は前回の続きから書いて行こうと思います。
2.観客が主体的に楽しむ仕組み
今回のライブの中では、観客の力を上手く使う仕掛けがあったのかなぁと思います。
その中で自分が感じたものは以下の2つです。
・ファンの力を使う
・一部の人に分かる仕掛け
ちょっと分かりにくいので、詳しく説明します。
2-1.ファンの力を使う
ライブが始まる前に、「久しぶり~」と言い合うような、ファン同士のコミュニティが見て取れ、その方々がライブを盛り上げる要因になってるように感じました。
ライブで時折見られる行為の中に、ダイブやモッシュというものがあります。
ダイブとは、肩車などの状態から観客たちの上を人が転がるというもので、モッシュとは、1つの地点を中心に観客が円を描きながら走る行為のことです。
どちらも行ってる人はステージを見ることが出来ません。しかし、ダイブによりステージ向かって転がる人の姿はステージへの没入感を上げ、モッシュによって会場の熱は上がります。
そして、ライブの最中、小山さんというボーカルの方が「名古屋は質の良い治安の悪さがある。まだダイブ行けるやろ!」と言い、煽ってる姿を見て上手にその演出を引き出しているなと思いました。
(実際に大人数でのダイブは圧巻で、僕の思い出の1ページに刻まれました。)
また、ファンがジャンプやヘッドバンキングなどの「ライブのノリ方」を率先して見せてくれることで、それを真似したらライブが盛り上がるという流れが出来てる所がすごく良いなと思いました。
2-2.一部の人に分かる仕掛け
ライブの最中に、昔から知ってる人、注意深くステージを見てる人にだけ分かる仕掛けがありました。
具体例を挙げると、10-FEETというヤバイTシャツ屋さんが尊敬している話をしたり、(にわかファンとして「え?誰?」ってなりまして。)ステージの背景に描いてあったタンクトップくん(マスコットキャラクター)が曲ごとに衣装を変えていたりしました。
それらの仕掛けのおかげで、僕は一緒に行った友人に、「10-FEETって何?」「タンクトップくんが衣装変えてるの気付いた?」などの会話を楽しむことが出来ました。
つまり、一部の人が認知できるエンターテイメント要素を入れることは、パフォーマンス後の議論を生み、「ライブについて語り合う」という楽しさを誘発してるのだと思いました。
2-3.フィギュアスケートにはどう生かす?
ここで、上記のことをフィギュアスケートに生かすにはどうしたら良いか考えました。
・手拍子の場所を予め観客に周知させる
・プログラム中に有名選手のオマージュを入れる
・手拍子の場所を予め観客に周知させる
これは、予め知り合いの人に手拍子をしてもらう部分を伝えておくことで、他の人が真似をするだけで盛り上がる流れを作れるのかなと思います。
・プログラム中に有名選手のオマージュを入れる
これは実体験なのですが、「あそこの振り付け、◯◯くんのオマージュですよね!」という会話をしたことがあります。
このように、誰かをオマージュした振り付けはパフォーマンス後の会話を盛り上げる仕掛けになると思います。
・・・
昨日は飲み会だったので更新できませんでした。。まぁ、そういう日もあります。
それでは、また明日。
【雑談】 フィギュアスケーターがヤバイTシャツ屋さんから学んだこと
おはようございます。
会話の中で、野菜ジュースのことを“飲める薬”と冠したのですが、「あれ?薬って飲む物じゃん!」とすぐに気付いたカジタです。
勢いで皆んな納得してたので、会話は勢いと流れが全てだと確信しました。
さて。
前回の技術的な内容から、今回は色を変えて、先日、初めて行ったバンドのライブで感じたことについて書きたいと思います。
「やばいTシャツ屋さん」という名前のバンドで“盛り上がってウェーイ”みたいなライブ自体初めてだったので、色々と衝撃を受けました。
前提として、僕は、有名な曲は知ってるよ!くらいのにわかファンです。
しかし、ライブが始まり、気付けば飛び跳ね、腕を高く突き上げながら、観客の皆さんと熱狂していました。
その時、初めて見た曲でさえ、熱狂を感じさせるライブの演出って凄いなぁと感動する一方で、何でこんなに夢中になれるのかを少し考えてみました。
その答えとして、「五感への刺激」と「観客の力を使ってる」があるのかなぁと思っています。
1.五感への刺激
僕は以前に違うバンドのライブに行ったことがあるのですが、そこでは軽く手を上に突き出すくらいの盛り上がりしかありませんでした。
ライブという形式上、音楽と演奏によって聴覚、視覚への刺激があります。
そのため、
「好きな曲を生で聴けた」
「好きなアーティストを生で見れた」
という興奮を味わうことが出来ます。
しかし、今回のライブでは、知らない曲でも盛り上がるポイントが分かり、全ての曲で心の底から楽しむことが出来ました。
それには、照明と熱気という2つの要因によって、視覚と触覚にも刺激があったからなのかなと思いました。
1-1.照明よって、盛り上がるポイントを作る
具体的な例を挙げると以下のようなライティングがありました。
Aメロ–曲全体の雰囲気に合った色
Bメロ–色を変えて、サビに入るまでに点滅の間隔を短くする
サビ–曲に合った色で激しく点滅
このように、
・サビで曲に合う色を全面に使う
・色を何度も点滅させて、眼に刺激を送る
ことが、サビで「この曲を待ってました!!!!」みたいな盛り上がりを作り、曲の一体感を作り上げるような気がします。
1-2.熱気による刺激
ライブは4曲くらいやってMC(ちょっと休憩しながら喋るやつ)を繰り返すという構成でした。大体、最初にしっとり目の曲→盛り上がる曲という順番で、盛り上がる曲になると、人目も気にせず盛り上がれます。
ここには、観客の体温の上昇も関わってくるのかなと思いました。
しっとり目の曲でウォーミングアップをして、盛り上がる曲で踊れば自然と体温も上がり、興奮状態に入ると思います。
考え過ぎかもしれませんが、Cメロのギターソロとかで中央に集まり演奏してから、大サビで一斉に散って、観客を盛り上げに行くというスタイルは、視線の移動を強制的に作ることで観客の体を動かさせる狙いがあるのではないかと思いました。
1-3.盛り上がるプログラムを作るには
では、これをフィギュアスケートにどう生かすかを考えてみました。
その答えとして、
・プログラムのサビの前にスピンなどをしてリンクの一点で縮こまる。
・プログラムのサビでは、コレオシークエンスやストレートステップをしてリンクを大きく使う。
・ステップはジャッジの目の前を通る
という3つが思いつきました。
(よくある構成ってことですね。。)
詳しく解説します。
フィギュアスケートにおける照明とは衣装の色と光の反射だと思います。
それが、サビ前で一点に止まり、ステップで動きながら目の前に近づくことで、視界を占める衣装の色の割合が上がっていきます。
そうすることで、ライブでの照明と同じ効果が出るのではないかと思いました。
また、一点に止まってから大きく移動することは、ギターソロから大サビに行く流れと同じなのかなぁと思いました。
・・・
長くなってしまったので、2つ目の「観客の力を使う」については明日書きます。
それでは、また明日。
【練習内容】初心者が片足で滑る方法
ボジョレーヌーボー解禁より今年のボジョレーヌーボーの売り文句に興味のあるカジタです。ちなみに好きなお酒はワインとハイボールです。
さて。
3日間続いてきた「初心者の方が1日で行う練習」シリーズも今回の記事でラストです。
ラストの今日は、全体の流れをおさらいしながら、最後の片足滑走について書いていきます。
1.子鹿からペンギンに
初めて氷の上に立ち、どうしていいのか分からず子鹿になってる皆さん。
足を八の字に開き、かかとに重心を置き続けて、左右に進み出して、ペンギン歩きをマスターしましょう!
2.ペンギンからフラミンゴへ
前に進むことは出来たペンギンさん。次は片足滑走を練習しましょう。
前回の記事を読んで、体の歪みを意識しながら、両足滑走を安定させましょう。
その後、片足滑走の練習を始めます。
3.フラミンゴになるために
まず前回の両足滑走をマスターした時点で、片足滑走もマスターしたと言っても過言ではありません。
なぜなら、完全に真っ直ぐ滑れているのなら、片足を正しく上げれば重心の移動はなく、変化しないからです。
4.正しく足を上げる方法
まず初心者の方は足を氷から五センチ離すくらいのイメージで、少しだけ上げるようにしてください。
よくやってしまうミスとして、ぶりっ子ポーズのように、膝をつけたまま足を後ろに上げてしまう人がいます。
スケート靴はとても重く、スケーティングレッグ(滑っている足)に付けていないと重心がズレます。
そのため、足を上げる際は膝を前に上げる意識を持ってください。
5.片足滑走が続かない人へ
初心者の方の片足滑走の目標は3秒キープです。
もし、それが出来ない場合は以下の可能性が考えられます。
・両足滑走の状態から片足を上げていない
両足滑走の状態(靴を付けている)から片足を上げなきゃいけないのに、両足を肩幅に開いたまま急に足を上げる方がいますが、最初は必ず両足滑走の状態を作ってください。
そうしないと、足を上げた時に重心が外れてしまいます。
・足を上げるのが雑
足を上げる際に体が前傾したり、スケーティングレッグから離しながら足を上げることで上体のバランスを崩すことがあります。足を上げる際は、下半身だけを操作する意識を持ってください。
6.フラミンゴからタカへ
上記のポイントを押さえて、見事にフラミンゴのような片足滑走を手に入れた皆さん。
ここまで出来たら、もう一度、ペンギン歩きを練習してみて下さい。
この際、氷を押した後に出来るだけ長く片足に乗る時間を長くして下さい。
、、、そして、
余裕があるなら、氷を押した時の足を後ろでキープして、その後ろ方向の足と釣り合うようにスケーティングレッグの膝を少し前に曲げて下さい。
、、、、そしたら、
ストロークの完成です!!!!
是非、雄大なタカのように気持ちよく滑ってみて下さい。
・・・・
今回は動物をよく使う記事になってしまいました。。。
子供っぽい文章になってしまい申し訳無いです。
それでは、また明日。
【練習内容】フィギュアスケートのおかげで体の歪みが治りました。
座右の銘は「他人に優しく、自分にもっと優しく。」な激甘人間ことカジタです。世界がラブ&ピースで溢れたら良いと思います。
さて。
前回の記事に引き続き、今回は、初心者がストロークを目標に練習する時のメニューについて深掘りして行きます。
ざっくり大まかな流れを言うと
ペンギン歩き→両足滑走→片足滑走→ストローク
です。
その中で今回は両足滑走についてです。
1.両足滑走のやり方
両足滑走のやり方は、前回の記事で書いたペンギン歩きを行い前方向にスピードをつけた後、両足を揃えて両手を横に広げて、そのまま真っ直ぐ進み続けるという単純なものです。
この時注意するポイントは以下の4つです。
・両足の靴の側面を付けきる
・両方のエッジを完全なフラットにする
・横に広げた腕を平行にする
・前を見る
2.日々の生活であなたの体は歪んでいる
上記のポイントを解説する前に、スケートにおける姿勢の話をしたいと思います。
僕はスケートを始めたばかりの時、この両足滑走をしてみると、若干左に進んで行くという現象に陥りました。
自分では真っ直ぐ立ってるつもりだったのに、重心が左に倒れていたのです。
先輩曰く、日々の生活の中、例えば電車でつり革を掴んでる際などに、片方の足に体重を預けていたり、片側だけで荷物を持ち続けることで、体が歪むそうです。
フィギュアスケートでは、こうした体の歪みから正しいエッジに乗れないこともあるので、まずこの姿勢を正すことを始めました。
その時に自分の姿勢を確認する方法として、この両足滑走を勧められました。
例えば、
足を揃えているのに左足だけ前に出る→左に重心が寄っている
真っ直ぐ立ってるつもりが、インエッジに倒れる→ガニ股で生活してる
など、両足滑走のズレによって、体の歪みを意識し、改善して行くことが出来るのです。
そのことを頭に置いて、上記のポイントを解説すると、
・両足の靴の側面を付けきる
肩幅に開いた状態だと、足が前後に揃っているのか分かりづらく、フレキシブルな状態なので誤魔化せてしまう。
・両方のエッジを完全なフラットにする
両方が同じ角度のインエッジである場合や、イン−アウトが小刻みに変わっていた場合に、一見真っ直ぐ進んでしまうが、その状態だと片足滑走になった時に真っ直ぐ進まない。
・横に広げた腕を平行にする
・前を見る
肩−腰−かかとの直線を保つことで、正しい重心に乗れる。前傾するのを防ぐ。
・・・
デートに向かう電車の中で、この記事を書いたため、「デート前なのに、考察してるんじゃないわよ!!」と怒られるかもしれません。。
それでは、また明日。
【練習方法】初めて氷になったらペンギンになろう。
アイスウーロン茶をアイスティーとして出されても怒らない自信のあるカジタです。それくらいウーロン茶が好きということです。
(実際お店でやられたら、取り替えてもらう気がします。)
さて。
前回の記事で、初心者がやる練習の全体像をお話ししたので、今回はそのはじめの一歩である「ペンギン歩き」について詳しく説明していきます。
1.ペンギン歩きのやり方
ペンギン歩きは、足を8の字に開いた(足を肩幅に開き、かかとをくっつける)状態をキープしたまま、右、左、と交互に足踏みをすることを指します。
この時のポイントは、かかとに重心を乗せながら行うことで、スケート靴の構造上、正しい重心の位置に乗っていれば、足踏みするだけで勝手に前に進んでいきます。
そして、正しい重心の位置というのは、前に進む時はかかと、後ろに進む時は母指球のあたりです。
2.トー蹴りって何?
よく初心者の方に言われる注意として、「トー蹴り」があります。
トー蹴りとは、トーで氷を指して(トーをスキーのストックのように使って)スピードをつけるやり方のことです。これはフィギュアスケートの滑り方としては正しくない氷の押し方とされています。
しかし、初心者の方にとっては、ペンギン歩きに慣れるまでは、トー蹴りの方がしやすいと思います。
そもそもトー蹴りになる主な原因は、陸上歩行のように「足を離す際に重心をつま先に移してしまう」と「足を揃えて前に進もうとしてしまう」ことだと思います。
3.氷上と陸上の違い
氷上か陸上かに関わらず前に進むためには足を前に運ぶ必要があり、そのため、膝の向いている方に直進するという原則があります。
そのため、氷上を進む上で1番注意しなければいけないことは、氷上では、直進ではなく左斜め前−右斜め前という具合にジグザグに進むのが基本ということです。つまり、足を八の字の状態にして膝を曲げた際に左右の膝が別れて前に曲がる姿勢をする必要があります。
そもそも、なぜ、ジグザグに進まなくてはいけないかというと、スケート靴のエッジにはつま先部分にトーが付いてるので、そこに氷が触れるとブレーキがかかるからです。そのため、滑らせる足にたいして、押す足を90度に配置して、エッジ全体で氷を押すようにして滑ります。
また、陸上では最後につま先で陸を押して前に足を運びますが、これもトーに氷が触れるため、上記の理由によりやってはいけません。
初めは慣れないかもしれませんが、常にかかとに重心を置くことで、前に進んで行きます。
まずはエッジを信じてあげてください。
・・・
なんとか昨日に続き更新できました。明日も頑張ります。
それでは、また明日。
【練習方法】初めて氷に乗る初心者がやる練習って何?
毎日のように4時間くらい皿洗いのバイトをしているため、皿を洗うスピードが爆上がりしているカジタです。もはや「速い」というより「美しい」という境地まで達している気がします。
さて。
また久しぶりの更新となってしまい申し訳ありません。
今回は、「初めて氷に立った時は、何を目標に練習したら良いの?」という疑問に答えていきたいと思います。
はじめに僕の答えを言うと、「ストロークを出来るようにする」か「スネークを出来るようにする」の2択があると思います。
この2つ練習をオススメする理由を説明します。
まず前提として、今回初めて氷に立った人は、これからフィギュアスケートを習慣的に続けていく(ゆくゆくはジャンプやスピンもやってみたいなぁ)くらいの熱量を想像しています。
知識的な話をすると、初級バッジテストの内容は
・コンパル
・クロス
です。
そのため、これを中期的な目標として考えた時に、練習メニューは、
ペンギン歩き(まずは氷の上で前に進む)
①
→ひょうたん(インサイドで押す)
→スネーク(アウトサイドエッジに乗る)
②
→両足滑走(重心の位置を確認する)
→片足滑走(片足で耐えられるようにする)
①でアウトサイドに慣れ、②で片足で耐えれるようになる。
→コンパルの練習
スネーク(アウトサイドで押す練習)
→クロスの1の足(円上にアウトで押す)
→クロス(外側の足で内側の足をまたぐ)
という具合に組み立てて行くのが王道かなと思います。
※ここにバッジテストには関係のないランジやスイングロール、クロスロールなどの技も平行して練習をします。
ランジならかかとに重心を乗せ続ける練習、スイングロールならアウトエッジで耐える練習、クロスロールならクロスの2の足で押す練習になっていくイメージなので、必要な補助的練習だと思います。
以上の中期的な練習の全体像を考えた時に、一日で取り組む量として、
①ストロークをゴールとして、片足で滑走出来るようにする
もしくは、
②アウトサイドにエッジを倒すことをゴールとして、スネークやひょうたんを出来るようにする
という2つが適正な量なのかなと思います。
明確な目標設定は自分のモチベーション維持に役立つと思うので、参考にしてみてください。
明日は、それぞれの練習内容について書きたいと思います。
・・・
それでは、また明日。